呼吸ケアは本当に難しいのか?

呼吸ケア

私がこのブログの元となる活動を始めて3年程が過ぎます。
ありがたいことに、今まで多くの方々がオンラインレッスンを申し込んでいただき医療機関で働いていた時よりも正直な思いを聞くことができています。

レッスンや相談の中で多く言われることのひとつ、
「呼吸ケアってなんだか難しいイメージが強くて‥」
「担当PTの呼吸に対する話があまり理解できない」
また、若手の医療職の方でも、
「学生の頃から呼吸についてはあまりよくわからなかった」
など、ご家族や福祉職の方のみならず専門職でも苦手意識を強く持っていることがわかりました。

ここで本記事の題名に戻ります。
「呼吸ケアは本当に難しいのか?」

スポンサーリンク

なぜ“呼吸”を難しく感じるのか

イメージがしずらい

息を吸ったり吐いたりするのは一目瞭然です。
ただ、身体の中で何が起こっているのかは非常にイメージしづらいと思います。

筋肉の過剰な緊張(麻痺)であれば触った感じで関節が動かしずらい、筋肉が突っ張るなど目で見て触って確認できるため、何となく把握がしやすいのではないでしょうか。
それに比べ呼吸では体内で起こっている“なにか”を視覚的に捉えることは困難です。
表情や呼吸の仕方でなんとなく苦しそうという程度に止まるケースがほとんどです。(これも重要なことですが)

つまり、呼吸に対する苦手意識を払拭するためには、どうしても体内で何が起こっているのかという知識が必要になります。

目的と手段が曖昧なまま情報に溺れる

意外に多いのが、“なぜ実施するのか”(WHY)と“どうやって実施するのか”(HOW)が結びついていないにも関わらず、あれやこれやと情報が溢れて混乱してしまうケースです。

情報が整理できず、曖昧に行うと「これで合ってるのか?」と不安にもなるし確証が持てないことを継続していくモチベーションも保ちづらくなります。

大事なことは、一般的にお家でできる呼吸ケアとして“何が出来てどんな知識が必要なのか”(WHAT)を整理して、安心して呼吸ケアを実施することです。

WHATとWHYを整理し、HOWに繋げると実際にケアを行うときの“?”がなくなり安心して実施することができるはずです。

もちろん、呼吸を教科書的に理解するためには膨大な内容の資料を必要とします。
ただし、“家庭で呼吸ケアを実施するためのもの”となるとある程度は限定的な学びで問題ないと言うのが私の考えです。

必要以上に難しい内容まで踏み込む必要はなく、まずはホームケアに必要最低限なところをきちんと知ることから始めてみましょう。

難しい用語を難しく説明される

これは医療者や書籍などによく見られるケースです。
実際の担当セラピストや医療職主催のセミナー参加者らで多く聞くのが、「話が難しくてよくわからないままになっている」ということです。

中には「自分の理解力が低くて」と言われる方もいますが、そんなことは絶対にありません。説明者の責任です。

実際の現場目線で言うと、十分にオリエンテーションが取れない現場も多く、もしかしたら歯痒い思いをしている担当セラピストもいたかもしれません。
ただし専門職で知識が豊富なゆえに説明が過剰だったり回りくどかったり難しい用語を用いたりと上手くいかないこともあります。

“やり方”自体は非常に簡単

実際にお家で行う呼吸ケアで難しいものはあまりありません。
もちろん、実際に実施することは楽ではありません。
ただ、実施の難易度としては十分なレクチャーがあれば安全に行える内容です。

方法が簡単だとすると、複雑にしている要因はなんでしょうか?

大事なのは“実行までの過程”をどう考えるか

つまり、前述した“WHAT”と“HOW”を整理する作業が非常に大切です。

実際、私も新人の頃は何が正解かわからず恐る恐る介入していました(先輩に付き添われながら)
不安が解消されてきたのは少しずつでも前述の2つが整理でき、イメージがつかめてきた時でした。

「身体の中で何が起こっていて、だからこういうことをするんだ」という道筋ができると安心して実施できることはもちろん、その効果も格段に上がります。

さいごに

いかがだったでしょうか。
私が実施するマンツーマンのオンラインレッスン(Zoom)では、まず大まかに呼吸ケアを理解しイメージできることを大切にしています。
より専門的な難しい内容は横に置いて、必要な内容をピックアップしてお届けしています。

お申し込みは当サイトの問い合わせ、もしくはインスタグラムのDMで可能です。
事前のご質問も受け付けているので、お気軽にご相談いただければと思います。

呼吸ケア
スポンサーリンク
シェアする
まさをフォローする
HIKIDASH -医療や福祉のコトBlog –