【寝るときの姿勢崩れを予防】横向き姿勢で気を付けたいポイント

姿勢の作り方/記事表紙 呼吸ケア

こんにちは。Ease Upまさです。

今回は「姿勢」のお話しです。

特に、横向きで姿勢をキープする際のポイントについてお伝えしたいと思います。

よく、筋肉の緊張が高い子では、横向きキープさせようとしても

・仰向けに戻ってしまう

・うつ伏せ方向に倒れてしまう

・安定しない

なんていう相談を受けます。

まさ

ポイントを理解することで安定した姿勢を作りやすくなります。
コツはその子の重心をイメージすることです。

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姿勢が安定するためには?

姿勢が安定するためにはいくつかの要素がありますが、今回は身体を支える面積に絞ってお話しします。

さて、下の図を見たときにどちらの建物が安定しているように見えますか?

そうです。当然に思うかもしれませんが、支える面積が大きい方が安定しています。

これを人の体で考えてみましょう。

人の姿勢で考えてみる

今回は横向き姿勢なので、下の絵をご覧ください。

どちらが安定してますか?と言っても感覚的にわかりますよね。

ただ、その理屈を少し深堀りしてみましょう。

安定してるのはどっち?

次は身体を支えている点で見てみましょう。オレンジ色の点が身体を支えているポイントです。

次にこの点を大まかにですが結んでみます。

もうわかりますね。右側の方が、より広い面積となります。

これをもう一度、はじめの絵に当てはめてみましょう。

どうでしょうか。

右側が、より広い面積で身体を支えていることで安定しているのがわかるかと思います。

この支持している範囲のことを専門用語では「支持基底面」と言います。

このことから、クッション等を使い身体を広く支える必要性がわかるかと思います。

狭い範囲で支えるということは、支えている部位により圧力が加わることになります。たくさんの力が加わるということは、褥瘡(床ずれ)の発生リスクをあげてしまいます。

つまり、身体にかかる力を分散させるためにも、広い面を意識した方が良いということになります。

横向き姿勢を安定させるためのポイント

さて、姿勢の安定についてわかったところで、いよいよ横向き自体を安定させるポイントです。

よくあるのが、横向きにしてもすぐに仰向けに戻ってしまうということです。

特に筋肉の緊張が高い子は身体を反るように伸ばしてしまい、姿勢が崩れてしまいます。

そんなときは足のポジションを工夫すると上手くいくことが多いです。

まず、上側の足を下側の足より前に出してあげます。

仰向けに戻ってしまう原因として、骨盤が後方に倒れてしまうことが挙げられます。

上側の足を前に出してあげることにより、足の重さが骨盤を固定してくれるというわけです。

その分、下側の足を後方に引いてあげると力の釣り合いが取れて安定しやすくなります。

また、前に出した足は安定させるためにクッションで支えてあげます。

こうすることで横向きが安定させやすくなります。

まとめ

いかがでしたか?

なんとなく見た感じで判断するのではなく、その理由がわかることで目線が変わってくると思います。

もちろん、その日の体調や子どものテンションにも左右されるので、いろいろな支え方を試行錯誤してみてください。

なかなか上手くいかない時は、ぜひお気軽にご相談ください。

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