こんにちは。Ease Upのまさです。
今回は苦しそうな時に見て欲しいチェックポイントです。
もともと痰が多い子はもちろんですが、体調不良や病み上がりで夜中に苦しそうなことはありませんか?
表情以外にも、
呼吸回数や筋肉の強張り、人工呼吸器の場合は換気量が上がらない
などで見てあげると良いです。
ここでは痰が詰まっていたり肺炎を発症している場合を除きます。
あくまでも姿勢や環境が呼吸をジャマしている場合を想定してお話します。
呼吸をジャマしている要因
特に乳児では些細なことで呼吸がジャマされてしまいます。(前述したように、今回は環境要因についてお話しします)
みなさんはきっと無意識にこの環境要因を排除しながら眠っていると思います。
例えば、服のシワを伸ばしたり枕の高さを変えたりなどですね。
これが自分でできないと、寝心地が悪いままになるかと思います。
こういった要因として、
・胸が圧迫されている
・枕の高さが合っていない
といった場合が非常に多いです。
それでは1つずつ見てみましょう。
胸が圧迫されている
単純なことですがシンプルに胸が圧迫されることで、息をしたくても胸が上手に動かないパターンです。
その要因としては、
①服のシワ
寝ながらゴソゴソ動いてしまい、パジャマが捻れていることはありませんか?
服が捻れて身体を締め付けてしまうと、胸が上手に動かなくなってしまいます。
試しに後ろからハグするみたいに胸部を抑えてもらいましょう。
その状態で深呼吸するのは大変です。
こう言った状態が服のシワによって出来上がってしまいます。
②重みがかかっている
最近では化学繊維の暖かい毛布があるので減っているかもしれませんが、掛け布団が重すぎてしまうこともあります。
また、乳幼児では手がお腹に乗っているだけで吸い込む空気の量が減ってしまうこともあります。
③姿勢がわるい
これは体が反るように伸びている場合です。
身体(背骨)が反り返るとろっ骨(アバラ骨)が上手に動かなくなります。
結果として、息を吸う際にしっかり動かすことができません。
反り返りを枕等で修正してあげる必要があります。
枕の高さがあっていない
意外と問題となるのが枕の高さです。
大人の目線では問題ないように見えても、実は合っていないことがあります。
特に横向き姿勢をとる場合です。
横向きになると肩幅の分がプラスされるので、仰向けの時に比べて少し高さが必要になります。
まとめ
いかがでしたか?
これらは特に体調がわるい時に見てあげることをオススメします。
痰が増えているときや病み上がり(カゼや肺炎など)、肺炎の入院中など普段より努力して呼吸をしているときです。
こう言った場面では普段に比べて余力がなく、ちょっとしたことで苦しさに繋がってしまいます。
ぜひ、お試しください。
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