こんにちは。Ease Upのまさです。
今回は「触れ方」についてお話します。
緊張が高かったりや息切れが強かったり、子どもは生活の様々な場面で身体を酷使しています。
そんなお子さんにマッサージをしてあげる機会もあるかと思います。
むちゃくちゃ良いことなんですが、大人のように十分な主張ができない場合は逆に緊張を高めてしまう場合があります。
触るときは「点」ではなく「面」
基本的には指ではなく、手のひらでさするように触れるといいでしょう。
ただ、ピンポイントで行うときや体が小さな子どもに行う際はどうしても指で触れる場面もあります。
そんなとき、一生懸命に触れようとすることで、ついつい指先に力が入りすぎてしまうんですね。(これは理学療法士の学生にもよく話します)
このように指で触れる際も「指の腹」まで広く接触させることで、不快な刺激になりづらいです。
実際に指でマッサージをしているとき、ご自分の爪を見てみてください。
指先に力が入っていると爪が白くなっているのがわかると思います。
指圧みたいにグイグイやらないで!
大人だと「もっと強く押して―」という人もいるように、(筋肉をほぐす=強く圧迫する)的なイメージを持ちやすいです。
しかし、子どもの筋肉に触れるときは想像以上に優しい刺激で十分です。
私は以下の理由で優しく行うことを勧めています。
いわゆる「イタ気持ちいい」っていうのはそのまま「痛み刺激」として脳に伝達されます。
そうなると体は防御反応で余計に筋肉を固めてしまうんですね。
目的となる部位の皮膚をやんわり圧迫して、皮膚表面をさするイメージで行ってみてください。
リラクゼーションにおいて力は必要ありません。
特に首回りや足の付け根などを触るときは余計に意識して強すぎる刺激にならないよう注意しましょう。
まとめ
今回は筋肉をほぐす際の触り方についてお話させていただきました。
なんとなくイメージは出来たでしょうか?
この、「広い面で触れる」ことは姿勢を変えたり抱きかかえたりするときでもそのまま使える考え方です。
触れるという日常的な事だからこそ、ちょっとした一工夫が大切だと思います。
インスタグラムでも情報発信をしています。よろしければフォローをお願いいたします。